オリジナルジョジョLS 『TRUTH OF THE WORLD』


1:カバーナ◆umXnCDp1Du(2CiTQYCAj3)|2016-09-12 22:43:07

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ようこそ 私の世界へ…………

2:カバーナ◆umXnCDp1Du(2CiTQYCAj3)|2016-09-12 22:45:50

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これは奇跡が引き起こした運命の物語。




DIO「このDIOがァーーーーーーッ!」

ブジュンッ

DIOはその身が砕け散る直前、自分の脳の一部を外に放り出していた。



脳は触手を伸ばし、残されたわずかな力を振り絞って進んだ。

DIOの脳(逃ゲナクテハ…… ソシテ ボディモ……………)

(承太郎ハ ダメダ スキガナイ)

(ん?)

警官「いえ 放っておけば被害が拡大します 行かせてください」

橋の繋ぎ目に無線で連絡をとっている警官がいた。

無線「あのねェ 今は特に何が起こってるのか全くわからない状況なんだよ 歩道を走る車は出るしすでに2人の警官が死んでる 君が行って解決できるのか? わたしは君の身を思って言っているんだよ」

警官「『解決できるか?』違います 大切なのは解決できるかどうかではなく 『解決に向かう意志』です 結果だけを考えて行動していては 途中でその真実を見失ってしまうかも知れない」

無線「……イタリアの息子が悲しむぞ」

警官「でもあいつならこんな大事件で殉職したら 僕をきっと誇りに思ってくれるでしょう」

そう言うと警官は走りだした。

DIO「ジョナサンニハ劣ルガ……… 悪クナイ ボディダ……………」ビュオッ

警官「う……」

一瞬、DIOの脳は警官に飛びつき触手で頭に穴を開け侵食していく。

----------数分後----------

警官2「おい おい 大丈夫かお前」ユサユサ

後に駆けつけた警官が倒れている警官に気づき意識を確認していた。

警官(DIO)「WRYYYYYYYYYYYY」バァーン

警官2「うあああああああああああああああああああああ」

警官の脳内に侵入したものの、DIOはわずかな脳の一部、全身を操り活動することはまだできない。

しばらくの間は飢えた吸血鬼として夜の闇に隠れ、生き血を喰らい、力を蓄えた。

しかし……………

DIO(俺はなぜ人の血を吸っているだ?………)

(俺は…………なぜこいつらと違うんだ?……………)

(俺は…………… 俺は…………… 俺は…………………………)

(誰だ?)

DIOが支配する脳の領域があまりに小さすぎたため、脳が警官の脳と馴染むにつれ記憶は相殺し、DIOは自分を見失っていた。

3:カバーナ◆umXnCDp1Du(2CiTQYCAj3)|2016-09-12 22:59:30

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あげますよ

4:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(nZhYWGkv8+)|2016-09-13 17:11:57

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あげあげ

5:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(Ovkk2sxVS0)|2016-09-17 15:26:38

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期待

6:カバーナ◆umXnCDp1Du(muviPWXRO0)|2016-09-18 23:38:53

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----------承太郎との戦いから1か月後----------

DIO「うう……………」ピチャ ピチャ

雨上がりの深夜、DIOはやっと自分の意識を持った状態で目覚めた。

うつ伏せで倒れているところから片手をついて立ち上がる途中、自分の顔が水たまりに映っているのに気づいた。

DIOは記憶がある間に吸血鬼の自在さを利用し、自分(警官)の顔を元の顔そっくりに作り変えていた。それはヌケサクでもできたことだった。

DIO「これは……… 俺か………?」

少年「大丈夫? おじさん」

DIO「お前は……………」

少年「僕はボロ どうしたのこんな狭い道端に上半身裸でさぁ?」

DIO「…………わからない」

ボロ「?」

DIO「本当にわからないんだ…… 俺に関する全てのことが…………………………」

ボロ(おい………こんなやつ放っておけよ きっとやばいヤツだ)

ボロ「そうだね」クルリ

ボロは振り返ってDIOを残して歩いて行った。その途中地べたに座り込んだ2人の男の横を通った時……………

男「ん?」

男2「どした?」

男「こんな夜中にガキ一人か……………」

ボロ「……………」スタスタ

男「けっこう可愛い顔してんなぁ…」

男2「まさか…… ヤっちゃう?」

男「オラ 待てガキ!」

男「ハギャ」ボギャ

男が歩いているボロを掴もうとするとこっそり話を聞いていたボロは男の鼻に肘を喰らわした。

男2「ひゃああ〜 やるゥ」

男「このクソガキャアアァァァァァァ!!」

ボロ(逃げろ)ダッ

ボロ「ハァ ハァ……………」ダッ ダッ

逃げるボロを男2人が追う。

男2「もお ほっときゃよくねーか? さっきみたいに抵抗されてもめんどーだしよォ~」

男「うるせェ! あいつが大人しくなるまでボコボコにして メチャクチャにしねえと俺の気がおさまらねんだよォォォォ!」

ボロ「あれは……………」

DIO「お前は…さっきの………どうした?」

ボロはDIOを無視してその横を駆け抜ける。

男「てめぇ邪魔だッ!」ザッ

男がDIOに向かって拳を振りかざす。

7:カバーナ◆umXnCDp1Du(muviPWXRO0)|2016-09-18 23:40:31

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いつの間にこんなに評価が
みんなありがとう(T-T)
でもな評価をつけるのは面白いと思ってからだぜ
主の名前で評価をつけるのはナンセンスってもんだ

8:カバーナ◆umXnCDp1Du(sTs47NlxPu)|2016-09-19 00:39:38

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ボギャアアアア

男「はえ?」ビチャ ビチャ

DIOは男を拳の裏で男を軽く振り払い、男は壁に叩きつれられ潰れていた。

ビシャっと壁に張り付いていた男の死体が血を吹き出しながら地に落ちる。

ボロ「あ……… あ……………」

ボロは驚愕して言葉が出なかった。

男2「え…? は? あ…」

男2も同様

「うああああああああああああああ」

ボロ(こいつ……利用できるぞ!)

男2は逃げ出そうとするが、腰が抜けたようで必死にもがいていた。

男2「あ……… ああ……………」

ボロ「おい待ちな こいつは 俺の連れだ 殺されたくなけりゃあ 財布とその高そうなネックレスとかかねめのモン全部おいてきな」

男2「ひぃぃぃぃぃぃ~」




ボロ「へっ ちょろいね」

「どうした グチャグチャだけど その男も財布を持ってるだろ お前がやったんだ お前のだろ?」

DIO「財布………そうだな 服もないんだし金は必要だな」

DIOは妙な表情でボロをずっと見ていた。

ボロ「なんだよ」

DIO「お前 さっきまでと性格違わないか?」

ボロ「……………………そう…なんだ 俺 たまにものすごく攻撃的になるんだ 全てを支配したい気持ちになる」

DIO「……………」

(なぜだろう… 今の記憶のうちでは初めて会った人間なのに どこか似たようなヤツを知っている気がする)

ボロ「でもなんでおじさん あんな凄い力があるの?」

「わからないか……………」

ボロ「昼間にすぐ服買いに行くかい? 俺ついてくよ 1人じゃ危険だろう?」

(コイツは利用できる………)

DIO「昼間……… 太陽……………」

「昼間はダメだッ! 太陽に当たれない!!」

ボロ「?」

DIO「太陽…アレルギー なんだ……」

ボロ「へえ 変わってんだね」

「まあ 夜でもやってる店はあるよ」

9:カバーナ◆umXnCDp1Du(sTs47NlxPu)|2016-09-19 00:59:10

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あー荒れてんであげます

10:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(IBKh3cQL8G)|2016-09-19 09:34:39

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あっげっろ!

11:匿名(8p6d0qSb23)|2016-09-19 12:00:26

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支援

12:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(IBKh3cQL8G)|2016-09-19 22:47:57

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あげろげろげろ

13:カバーナ◆umXnCDp1Du(DVQ9fbkUmy)|2016-09-21 23:49:24

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↑が
#1「失われた記憶」

14:カバーナ◆umXnCDp1Du(77D8aPFLYb)|2016-09-27 00:33:07

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#2 「スタンドの記憶」





DIO「マズイな 早く完全に日の当たらない場所を探さないと」

ボロ「完全に日の当たらない場所か…… 難しいな」

老人「どうしました? こんなところでこんな時間にィ」

近くの立派な住宅のドアを開いて出てきた老人がDIOとボロに声をかける。

老人「宿をお探しかな? 」

「私の家でよければ泊まっていきますか?」

DIO「いいのか?」

老人「えーえーもちろん その代わりこの暇な老人の話し相手にでもなってくだされ」

ボロ「やった!」

DIOとボロはありがたく老人の屋敷に泊まることにした。



ボロ「立派なお家だなぁ」

「うわああああああ 狼だあああぁぁ!!」

ボロは家の中に静かに座っていた狼に驚いて腰を抜かした。

老人「おやおや心配なさるな こいつは狼犬といって犬と狼の雑種です 噛みついたりせん落ち着いたやつですよ」

「どうぞ こちらのお部屋を使ってください 食事はどうしますか?」

ボロ「食べる」

DIO「頼む」

老人は2人に部屋を案内すると、食事の準備を始めた。



ボロ「よかったね 親切なおじいさんに会えて」

DIO「その通りだよ 不信なくらい 親切だ…」

ボロ「?」


DIO「そういえばボロ お前はどうしてその歳で こんなとこ歩き回ってるんだ?」

「答えたくなきゃあ 別にいいんだが…… 単純な興味で」

ボロ「話すよ 別に隠しても変わらないさ 記憶喪失の君の方が奇妙だ」

「僕は時々近い未来が見えるんだ」

15:カバーナ◆umXnCDp1Du(77D8aPFLYb)|2016-09-27 00:45:26

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イタリアで産まれたボロは捨て子だったが、 ディアンヌ家という裕福な家の養子になり幸せな生活を送っていた。名は『ボウロ・ディアンヌ』。




----------現在から1ヶ月ほど前----------

ボロはいつもと同じように家族と朝食をとっていた。

ボロ「母さん 気をつけて そこのカーペットがめくれあがってて 足をひっかけてコーヒーをこぼしちゃうよ」

両親「……………?」

母「………ありがとう… でもなんで急に?」

ボロ「見えたんだよさっき」

両親「……………」


学校の友人にも……………

ボロ「君 その靴でサッカーするのはやめなよ 靴ひも踏んでずっこけるよ」

友人「?」


気持ち悪い…… 気持ち悪い…… 気持ち悪い…… きっと病気だ…… 薬でもやってんじゃあないの? 何言ってるの……………


本当に気持ち悪い

ボロ「なんで なんで 僕は教えてあげてるだけなのに」



父「お前は家の子じゃない 出ていけ」

母「病気を持ってない健康な子だからもらったのに こんな子ディアンヌ家にはいらないわ」


ボロは家を追い出されしばらく現実が受け入れられずボーっとして街を放浪していた。

友人A「ボロじゃないか お前家を追い出されたんだってな」

そうしていると友人達に会った。

ボロ「そうなん……………」バキィィ

友人Aはいきなりボロの顔面を殴りつけた。

ボロ「ウウ……………ウ………」

友人A「これで 思いっきりぶん殴れるぜ このド貧民がよォ」

友人B「ちょっといい家に住んでるからって偉そうに人に命令すんなよなァ ムカつくんだよ」

ボロ「そんな僕はただ 君たちを救けたくて」

友人C「お前の言ってること意味わかんねーんだよ 気持ち悪い」

ボロ「そんな……」

友人A「おらっ!」ボゴ

追い打ちの蹴りを腹に喰らう。

(次の拳は左のストレート)

シュ

ボロはその拳をよけ、反撃の拳を友人Aにぶつけた。

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

ボロ「このタンカスどもがッ! 図にのるんじゃあない!」

友人B「この!」友人D「やりやがったな!」バキ バキ

しかし、4対1 勝ち目などなかった。

そうしていると1人の警官が近づいてきた。

警官「お前たち 何をしている?」

ボロ「おまわりさん 助け」

友人B「いやあほんと 気にしなくて大丈夫ですよォ 仲間うちでちょっと揉めただけなんで」

この時、友人Bがこっそり警官に金を渡すのを見た。

警官「そうか そうか ケンカもほどほどになー」

警官と友人はその場を去っていった。

激しい雨が降り始めたが、ボロは体と心の痛みで立ち上がれずにうつ伏せていた。

ボロ「この世は 弱肉強食……… 強いものが弱い者を支配する」ボソ



しばらくしてボロは駅に向かった。

ボロ「痛いなぁ…… 」

(悲しむな 悲しむことに価値などない 恨め 悔やめ それは自分を強くする)

その時、予知は訪れた。『目の前の男が列車の切符を落とす』

(行け こんなところから出て行くんだ)

(恨め 悔やめ そして 誓え 必ず復讐してやると ディアンヌ家のやつにも さっきのくそったれどもにもなァ!)

※DIOに話したのは経緯のみでありボロの心の声などは伝えられていない。

16:カバーナ◆umXnCDp1Du(77D8aPFLYb)|2016-09-27 18:48:16

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あげ

17:カバーナ◆umXnCDp1Du(+wWVUMTNyU)|2016-09-29 00:11:29

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ちなみに原作をだいたい読んでる人は色々気づいてるかもね

18:カバーナ◆umXnCDp1Du(bQoRd9GjHv)|2016-11-03 21:54:25

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DIO「なるほどな お前にそんな力があるのか

だがその無惨な結果も当然なのかも知れないな」


「力ある者とは いつしか無力な人間達から孤立してしまうものよ...」


ボロ(? まるで 体験した記憶があるみたいないい方じゃあないか...)

ボロ「すごいな 疑わないのかい?」


DIO「確かに... なぜ疑えないんだろう......」


ボロ「?」


老人「おーい お2人さん!」


リビングから老人が二人を呼ぶ声が聞こえた。DIOとボロはすぐに駆けつけた。


DIO「どうした?」


老人「すみませんが 地下の物置から じゃがいもの入った袋を取ってきてくれませんかねぇ...  ずいぶんと重くて老体には堪えるんですよ......」


DIO「いいだろう」


DIOとボロは地下へ降りて行き、扉の前で止まった。


ボロ「こりゃまた頑丈な扉だね」


DIO「シェルターの役割も果たしてるんだろうよ」


ギギギギ


きしむ扉を開けて二人は中へ入った。


ボロ「うっ...... くさい.........」


DIO「確かになにかが腐ったようなにおいがする」


狼犬「ガルルルルル」

 

部屋の隅の暗闇で狼犬が非常にDIO達を威嚇していた。


ボロ「本当に 大丈夫なんだろうなぁ... あいつ」


DIO「何か様子がおかしいぞ! 離れろボロ!」


ボロ「え?」


ブシャアアア


次の瞬間、DIOの右腕が消え、傷口から血が吹き出した。


DIO「ああああああうああああああああああああ!」ドクドク


ボロ「は」


ボロが後ろを振り向くと異常な姿の狼犬がDIOの右腕を咥えていた。


狼犬「ウウウウウウゥゥ」


ボロ「なんなんだこいつはァ!? 体長が... 四つん這いでも160cmはある! さっきまでとはまったく違うぞッ!」


DIO「うぐ 馬鹿な... こんなことが......」


老人「あんたたちそいつが見えるのか?」


ボロ「!」


老人が扉を少しだけ開けて覗いていた。


ボロ「てめぇじじいッ! はめやがったな!」


老人「いやねーワシにもどうなっとるかは詳しくわからんのですよ 数ヶ月前から様子がおかしくなって妙にエサを欲しがるようになって」


「ついには 人を食うようになってしまった...」


「まあ 食費もバカにならんくて今はワシも稼ぎがないんでね 申し訳ないが エサになってくれ」


ボロ「待て!」


ボロ「くそ... どうすれば」

扉は閉められ、完全に封鎖されていた。ボロは何度か諦め気味に扉を叩いた。そしてある予知を見る。


ボロ「DIO!また狼が攻撃してくる 次は胴体を持っていかれるぞ!」


DIO「ヤツの動きはオレにも追えん どうすれば…」




スタンド-ウルフ・ドッグ

本体-狼犬


実体はなく、能力は狼犬の肉体強化。スピードだけならスタープラチナに匹敵する。

19:カバーナ◆umXnCDp1Du(lAltJ9YSFN)|2016-12-17 23:26:00

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狼犬「UUUUUUUGAAAAAAAAAA」


狼犬は再び凄まじいスピードでDIOへ襲いかかる。


DIO「ダメだッ やられる!」


DIOは目を閉じ死を想像したが狼犬の衝突が明らかに遅いことに気づいた。


DIO「なに...」


ボロ「いったいなんなんだその怪物はッ」


DIO「!? なんだこいつはッ」  


ボロ「その怪物が... 今あの狼を殴り飛ばしたぞッ」


DIO「うううぅ あ... 頭が痛い...... ぐぅ」


「そうだ! こいつは 俺のスタンド!」


ボロ「スタンド?」


DIO「スタンドとは 精神力が特殊な能力として備わるものそしてこれが俺のスタンド  『ザ・ワールド』だ」


「お前もあの狼とザ・ワールドが見えているのなら スタンド使いかもしれないな」


ボロ「? ? なにをいってるのかわからないよ... 」


狼犬「OOOOOOGAAAAAAAHHHH」


倒れていた狼犬が立ち上がり大きな声で吠え、再び走行の体勢をとる。


DIO「ザ・ワールドには『時をとめる』という並外れた能力がある... これならやつも」


                       「世界!」

 

「馬鹿な! 止まっていない!」


「いや... 遅い! この狼明らかにスピードが落ちている」

「そう言えばザ・ワールド  前はもっとたくましい体をしていたか...」


「俺の記憶と共に力を失ってしまったということか...」


「だが今のヤツのスピードならば 追いつくことができるぞッ!!」



スタンド ─── ザ・ワールド(ロスト・ワールド)


本体 ──── DIO


DIOが肉体や記憶を失い未熟な精神のまま現れたいわば未熟児のようなスタンド。パワーやスピードなどの身体能力が落ち、時を止めることもできなくなった。能力は『時を3秒+間分遅らせること』他者から見ればDIOが異常な速度で動いているように見える。

20:カバーナ◆umXnCDp1Du(+mNJOUAYsG)|2017-01-10 23:47:50

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DIO「遅くなってわかったが... あのクソ犬の動き... かなり短調だぞ」


「ただまっすぐ標的に向かって突っ込んでいるだけ...ならば!」


DIO「無駄ァ!」


能力で遅くなった狼犬が走っているがら空きの腹にザ・ワールドが拳を放つ。


狼犬「グァッ!」


狼犬は吐血し体勢を崩す。


DIO「エイィ! 終わりにしてくれるゥ!」


「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」バギィ


そこへ渾身の蹴りのラッシュを叩き込む。


狼犬「キャオオオオオオオン」ヴァギヤァァァ


ボロ「すごい...やはりあいつは人間じゃあない...」


狼犬は勢いよく壁にぶつかり無残に床に倒れた。


DIO「ぐ...ああああああ...」ドク ドク


DIOは腕の傷口を抑えながら膝をついた。


ボロ「その傷 なんとかしないと出血多量で死んでしまうぞ!」


DIO「出血多量... いや..違うッ! なんだこの感覚はァ...!」


「か...かわく かわくぞ 体がァ!」


「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」


ボロ「ひっ...............」


この時ボロの方向をみたDIOの顔は恐ろしかった。目は赤くなり、身体中の血管が浮き出てビグビグしているのが見てとれた。

21:カバーナ◆umXnCDp1Du(lTOH7DDmJW)|2017-01-11 17:20:40

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あげ↑

22:猫まる凜◆TtW1AMmpAb(G5uTBF9DKE)|2017-01-11 23:13:14

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蹴りのラッシュ、楽しそう

23:カバーナ◆umXnCDp1Du(KwwtXIznXo)|2017-01-12 01:58:49

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#3 「吸血鬼の記憶」


ドガシャアアアン


閉ざされた扉の向こうで大きな物音がした。


老人「ぞ...ぞんな ウゾだ......ありえない 人を10人も喰らったあの化け物を....」


老人は床で倒れている狼犬を見て腰を抜かしたようだ。


バギィ


ザ・ワールドが扉を殴り大きく凹み始めた。


老人「ああ......」ガクガク


バァァァン


扉はザ・ワールドに殴り飛ばされた。


老人「うあああああああああああああああああああああああああああ」


ザッ


中からDIOとボロが出てくる。


老人「あ......い....い..うぅ...」ガクガク


「お願いしますゥゥゥゥゥ! 助けてくださいィィィィィィ この通りッ!!」


老人はDIOに土下座しながら命乞いをした。


老人「どうしようもなくて...それで............捨てても戻ってくるし...殺そうとしたら殺されそうで..息子に話したら更年期障害だとかいわれて....そう......それでその............」


バゴッ


ボロが老人の頬を殴る。


ボロ「ゴタゴタと言い訳をしやがって くぉのクソジジイがァァァァ!」


老人「......」


「ガキめらァ! いつかッ! いつか処刑してくれるゥ このワシを  こォんなめにィィィィィィィィ!」


「ワシはソフォレス・ウィルソン元上院議員だ...」


ズギュ


DIOが老人の首筋に指を突き刺す。


老人「じょ......お」


DIO「WRYY......」ドグン ドグン ドグン


ボロ「な... なんだ それは あんた... いったい.........」


首筋に刺さっているDIOの指を中心に老人がしおれていく。


DIO「これは オレは...なにを..血を 吸っているのか?」


「さっきまでのかわきが... 潤うッ!潤っていく!」


ドサッ


かわききったウィルソンの体が崩れ落ちる。


ソフォレス・ウィルソン元上院議員 汚職が発覚し上院議員をクビになってからは妻からも息子からも見放され愛犬と暮らしていた孤独な老人である。

24:カバーナ◆umXnCDp1Du(KwwtXIznXo)|2017-01-12 02:56:47

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>>22

22:猫まる凜◆TtW1AMmpAb(G5uTBF9DKE)|2017-01-11 23:13:14

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蹴りのラッシュ、楽しそう

一応3部も5部も蹴りラッシュあったからね

アニメDIOの蹴りラッシュは楽しそうだった

25:カバーナ◆umXnCDp1Du(DdpNajcpDX)|2017-01-15 20:45:22

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コメントクレ

26:芸術家ジルベスト(zIQ_hhF8A1)|2017-01-15 20:48:51

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ストーリーが進まん事にはなんとも

27:カバーナ◆umXnCDp1Du(DdpNajcpDX)|2017-01-15 21:24:47

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>>26

26:芸術家ジルベスト(zIQ_hhF8A1)|2017-01-15 20:48:51

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ストーリーが進まん事にはなんとも

それなすぎて何も言えませんな
ところでジルベってまえからいた?
コテつけただけ?

28:芸術家ジルベスト(zIQ_hhF8A1)|2017-01-15 21:28:27

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>>27

27:カバーナ◆umXnCDp1Du(DdpNajcpDX)|2017-01-15 21:24:47

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>>26 それなすぎて何も言えませんな ところでジルベってまえからいた? コテつけただけ?

どういう事?
前っていつの事

29:カバーナ◆umXnCDp1Du(WslJIbW6En)|2017-01-16 22:22:08

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>>28

28:芸術家ジルベスト(zIQ_hhF8A1)|2017-01-15 21:28:27

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>>27 どういう事? 前っていつの事

俺のスレに別の名前でコメントしたことある?
それとも新参?

30:芸術家ジルベスト(QqJfYdhatl)|2017-01-16 22:34:43

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>>29

29:カバーナ◆umXnCDp1Du(WslJIbW6En)|2017-01-16 22:22:08

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>>28 俺のスレに別の名前でコメントしたことある? それとも新参?

ここにはレスした事ないよ
匿名だった期間もあるから正確にはようわからんけどまあ新参かな

31:カバーナ◆umXnCDp1Du(WslJIbW6En)|2017-01-16 23:49:38

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>>30

30:芸術家ジルベスト(QqJfYdhatl)|2017-01-16 22:34:43

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>>29 ここにはレスした事ないよ 匿名だった期間もあるから正確にはようわからんけどまあ新参かな

よろしくな^^*
ジョジョキャラを戦わせるスレ
でググれば過去作大量にあるんでよかったらみてね

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