SS バトル系


1:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 01:37:18

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どうも
ジョジョSS見てくれてる人は知ってると思うよ。
今回は元ネタなしの完全オリジナルで書くよ。オリジナルといってももとにした作品は多数
オレのSSは小説というよりマンガっぽく書くよ。
ちなみにイラストはジョジョSSでもこれでも募集中♪
()←心の声
「」←セリフ

2:赤石◆FQQVd9qMRZ(z0TL2evnP_)|2016-03-25 01:57:14

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新作ktkr

3:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(wx7DY8xG2m)|2016-03-25 01:59:43

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おぉwkwkなんよー!

4:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 02:09:21

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T県 Z市 白蓮町

蓮ヶ丘高校

然場佑輔〔しかばゆうすけ〕はこの春から入学する高校1年生だ。

???「佑助ー」

佑輔「おう テル」

佑輔が学校へと向かっていると同い年の友人、桑野輝人〔くわのてるひと〕が後ろから走って呼びかけてきた。

テル「高校になっても結局登校ルート重なるね」

佑輔「そうだな」

佑輔「高校は同じだけど普通コースの俺と特進コースのお前とじゃあ差があるぜ」

テル「でも正直言うと僕も特進のみんなについていけるか心配なんだ…………」

佑輔「ま、頑張れ テルならいけると思うぜ 俺」

そうやって話をしていると高校に着いた。他の生徒達も正門を抜け、校舎へ入っていく。

テル「じゃあここで帰りも待ち合わせね」

佑輔「了解!」

佑輔は親指を立ててグッドサインをだした。そして、お互いの教室へと向かった。

佑輔が教室へ入ると机に足を乗せ、深々と椅子に腰掛けた不良らしきクラスメイトが鋭く睨んできた。

佑輔(あぁ やだやだ こういう奴と絡むのはごめんだぜ 俺も人のこと言えねぇけどよぉ だから睨まれんだろうけどよぉ……………)

???「ようよう佑輔くぅ~ん」

佑輔「ああ?」

席へつくと後ろの席のクラスメイトが話しかけてきた。

???「いや俺 志木 洋祐〔しきようすけ〕ってんだ 似た名前同志仲良くやろうぜユー」

佑輔「お…おお」

佑輔(なんだコイツ……… テンション高ぇな……………)

洋祐「オッスオッスゥ~!」

洋祐はその後も初めて会うクラスメイトに声をかけてはしゃぎまわっていた。

洋祐「でっ!」

洋祐は床に置かれていたカバンに気づかず、つまづいて転んだ。同時にビチャという音がした。

洋祐の持っていた紙パックのオレンジジュースは床に叩きつけられ飛び散っていた。そして、それはさっき佑輔を睨んだ不良、白菊 真〔しらぎまこと〕の上履きにシミを作っていた。

真「てめぇ 何してんだおい」

真は洋祐の胸ぐらを掴んで自分の顔に洋祐の顔を近づけた。

真「汚ぇじゃねぇか!」

洋祐「本当にすまない……… 悪気はなかったんだ! 弁償するよ!」

真「そういう問題じゃねぇんだよ!」

佑輔「よしなよ」

真「あ?」

佑輔「事故じゃねぇか はしゃぎまわってたそいつも悪いし通路の真ん中にカバン置くあんたも悪い」

真「はぁ?」

真は洋祐を放り捨てて佑輔に近寄る。

ガラガラとドアをあけて担任の教師が教室へ入ってきた。

教師「ん?」

チラリと佑輔達の方をみた。

真「チッ」

真は大人しく席へ戻りその場は落ち着いた。

----------下校時----------

テル「なんかみんなクソまじめって感じで一年間楽しめるか心配だよ」

佑輔「俺なんか この時点で妙なヤツに因縁つけられたんだぜー」

佑輔は顔に手をあてながらため息をついた。

佑輔「ん?」

佑輔は突然誰かに肩をガシっと掴まれた。

真「ツラ 貸せよ」

佑輔「テル 先行ってろ」

テル「で……………でも」

佑輔「はやく……………」

テルは小走りで帰って行った。佑輔は暗い路地に連れ込まれた。

真「お前調子にのるなよ」

佑輔「調子にのった覚えはない」

ゴッ

佑輔は真に頬を殴られた。

ここから言葉は通用しない、すぐにわかった。

佑輔は頬を殴り返した。

互角の殴り合いが続いた。

佑輔(これじゃあキリがねえ……………)

佑輔「おおッ!」

ブン

佑輔は思いっきり足を上げた。

真(はっ! コイツ ケンカのド素人だッ! そんなに足を上げたらもう片方の足を攻撃してくださいと言っているようなもんだぜ!)

真は姿勢を低くして佑輔の足をよけた。

真(このまま てめえの右足をへし折ってやるぜッ!)

真は低い姿勢のまま佑輔の右足にタックルをしかけた。


バキィ ズゴッ


真の顔はいつの間にか地面とくっついていた。後頭部に激痛を感じた。

真「なんだ………なにが…………起こったんだ……………」

佑輔「見事に引っかかってくれて助かったぜ………」

真「どういう事だッ!」

佑輔「お前は俺が足を上げたのを蹴りだと思って突っ込んで来てくれたようだが、あれは蹴りじゃねぇ 突っ込んで来たお前にかかと落としを喰らわせるためさ」

真「一手先を……………」

佑輔「そういう事だ…… じゃあな もう絡まないでくれよ」

佑輔は振り返って頬をさすりながら路地を抜けようとした。

5:マンアナゴ◆umXnCDp1Du(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 02:10:44

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真「待てよ……………」

佑輔「くどいぜおめー…………」

佑輔は真の方に振り向いた。

佑輔「……………!!」

さっきまで立てそうにもなかった真が平然と立ち上がって歩いていた。

真「おめえには…… オレの『真の力』を見せてやる……………」ポキポキ

佑輔(コイツ………ッ なにか……ヤバイ……………!!)

佑輔(『逃げろ』と本能が叫んでいるッ)

佑輔は向き直って逃げ出した。

バッ

真「おっと」

しかしその方向にはすでに真が立っていた。

佑輔「嘘だろ………!? そんなわけねぇ 今のスピード 人間じゃねぇぞッ!」

スッ

真は急に手でピストルの形を作って佑輔の方向に向けた。

佑輔「? なんのマネだ」

エ ア ガ ン
真「空気砲」

佑輔「……………!!!」

佑輔は仰天した、真が”エアガン”と呟いた瞬間、佑輔の体はくの字に曲がって吹っ飛んでいた。

ドサッと佑輔が地面に叩きつけられる。

佑輔「ぐおおおおおあ! は……腹が……………うぅ……………」

佑輔はあまりの激痛に悶絶していた。

真「ずいぶん手加減してやったさ 頭に当てたら死んでただろうし、アバラ骨にヒビが入った程度だと思うぜ」

ゲシッ

真は佑輔の顔を踏みながらニヤついていた。

真「また俺にたてついたら同じ目にあわせてやるよ………わかったな?」

佑輔「ぐ…………」

真は居なくなったが、佑輔は気を失っていた。真が思っていたよりもダメージは大きかった。

佑輔(ん……)

佑輔がうっすらと意識を戻した時、ぼんやりと自分のそばに誰かがいるのに気づいた。

佑輔(誰だ……… この制服…ウチの女子生徒か…………… なんか あったけぇ……………)

そのまま佑輔は再び気を失った。

テル「佑輔!佑輔!」

佑輔「ん……………」

テルが佑輔の体をさすって名前を呼んでいた。佑輔は完全に気を取り戻した。

テル「大丈夫かい?」

佑輔「テル 来てくれたのか………」

テル「ああ、すまない 君を見捨てるようなことして……………」

佑輔「いや…………」

佑輔「……………!!」

佑輔はさっきまでの痛みがなくなっていることに気がついた。テルにはただケンカをして負けただけだと伝えた。まきこみたくなかったから。

6:マンアナゴ◆umXnCDp1Du(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 02:15:00

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遅いのに見てくれてて割とビビった
ジョバ

7:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 13:45:48

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----------翌朝----------

佑輔(正直俺自身も昨日何が起こったかよくわかんねぇ 夢や幻だと思いてえよ できることなら………)

佑輔(とんだ2015年……オレの高校1年の春 最悪の幕開けだぜ……………)

佑輔が恐る恐るドアを開けて教室へ入ると真が近づいて来た。

真「今日はあのムカつくチャラメガネをブチのめしてやるぜ」

洋祐のことだ。

真「どうする?助けにくるかよ?ヒーローくん」

真は顔を近づけて聞いてきた。

佑輔「遠慮しときます」

真「へっ」

佑輔(関わらないのが一番だ……………)

佑輔は心のモヤモヤと苛立ちを感じながら退屈な授業を過ごした。

----------下校時----------

テル「佑輔 さっきからずっと難しそうな顔してるよ 大丈夫?」

佑輔「………いや大丈夫だ」

テル「そういやすぐそこの工場さ もう潰れて廃工場になってるらしいよ ガラの悪いヤツがたまらないか心配だって母さん言ってた」

佑輔「へぇ……………」

テル「じゃあ僕はここで もうケンカなんてしちゃダメだよ」

佑輔「………ああ」

佑輔「廃工場……………か」

ズズズ

佑輔「な…………!」

佑輔はゆっくりと廃工場の扉を開けて覗くと洋祐と真の姿が見えたが、それよりもさらに驚いたのは真がボロボロになって倒れていた事だった。

洋祐「ほら立ちなよ 僕をブチのめすんじゃなかったのか?」

真「ぐ…………」

洋祐「でも初めてみたよ 僕以外の 『代行者』に選ばれた人」

洋祐「大気の神 アトモス か……… 大したことなかったね」

洋祐「戦いの神 バルニィーロ」

ラピッド・ファイア
洋祐「能力は『弾丸連射』 君には敵わない能力さ」

洋祐「君みたいな 電柱にへばりついたガムのような薄汚い存在のやつが神の力で威張っているだなんてヘドがでるんだよ!」

洋祐「死ね」

佑輔「……………」ゴクリ

佑輔(なんでかわからねぇが、ただ洋祐が真に手を向けているだけなのに 真に命の危機を感じる………!)

???「ダメよ」

佑輔「!」

気がつくと、扉の隙間から工場の中を覗く佑輔の後ろに蓮ヶ丘高校の女子生徒が立っていた。

女子生徒「行っちゃダメ」

佑輔「なんだよあんた」

女子生徒「決して関わってはならないの あなたに彼は救えないわ」

佑輔「助けになんか行くかよ………あんなヤツ……………」

佑輔は再び扉の隙間を覗いた。速くてよくわからなかったが、洋祐が手を振り上げて鈍器のようなもので真を殴っていた。

洋祐「どうせならもっと後悔さしてやる………僕にッ ケンカを売ったことをッ!」バキ

洋祐「どうせだれも気づきやしないんだ! 何も見えないし、聞こえないんだからねぇぇ!」バキ

佑輔「ひでぇ……………」

真「ぐぁ……………」ベチャ

真は吐血していた。口が開いて血が糸を引いて垂れ落ちる。

バッ

女子生徒「ダメッ……………」

佑輔は飛び出していた。自分でも自分が走り出していることに気づけなかった。

洋祐「ん?」

佑輔は洋祐の背後から落ちていたコンクリートの破片を投げつけたが頭に当たっても粉々に砕けて全く効いていなかった。しかし振り向いた隙に真の前まで来ることができた。

洋祐「おや 君は前の席の佑輔くんじゃないか どうしてここに?」

真(あいつ……なんで………昨日あんなボコボコにしたのに……………)

佑輔「やめろよ洋祐」

洋祐「オイオイ どうして君が止める? コイツさっき昨日君をボコボコにしたって自慢げに話してたよ」

佑輔「それがどうしたよ だからってそいつが死ぬ理由にはならねぇし、助けない理由にもならねぇ」

佑輔「否定しかしてないだって? それは言わないでくれよ」

佑輔「人を助ける事に理由を作ったら、そりゃあ”偽善”になっちまう……………気が…するんだ……………」

洋祐「ただの人間が 何偉そうにクサいこと語ってんだよ!」バキィ

佑輔は洋祐に鈍器のようなもので殴られて吹っ飛んだ。地面に着くまでの仮定がスローモーションのように遅く感じた。

佑輔(こりゃあ…………死んだな……………)

8:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 13:53:18

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仮定→過程

9:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(6yzpwBVRjK)|2016-03-25 13:58:12

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ナレーションありもいいですね

10:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 15:04:58

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>>9

9:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(6yzpwBVRjK)|2016-03-25 13:58:12

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ナレーションありもいいですね

ナレーションというか普通に説明してるだけだけどね
さすがにジョジョならほとんどキャラに解説させるけど

11:カブト主◆ZZh_qPoDxD(Ao9ueQ_ozF)|2016-03-25 17:55:39

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佑輔は夢を見た。まだ小学5年生のころの。

その日、佑輔が住んでいた地方を中心に大地震が襲った。

佑輔「母さああああああああん 母さああああああああああああああああん」

泣きながら、叫んでいた。母親は瓦礫の下敷きになり頭だけが見えている状態だった。幼い佑輔には瓦礫を持ち上げることはできなかった。

佑輔(助けて……………助けてくれよ…………………………)

救急車も来れない状況、周りの皆も自分のことで精いっぱいだった。父親は海外で仕事をしていた。

自分の母親が息絶えるところをただ見ていることしか、できなかった。








「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」「あなたには救えないわ」

俺には、救えない……………

「だれが助けるかよあんなヤツ」

12:カブト主◆ZZh_qPoDxD(ktOhuWeVrW)|2016-03-26 00:51:27

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評価サンクスʅ(´⊙ω⊙`)ʃ

13:マンアナゴ◆umXnCDp1Du(ktOhuWeVrW)|2016-03-26 13:11:49

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hage⌒

14:カブト主◆ZZh_qPoDxD(HdfjPYKvZf)|2016-03-29 02:46:03

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今は現在、佑輔は立ち上がっていた。不思議と痛みは感じない。それどころか

佑輔(体中からパワーがみなぎるぜ……………!)

佑輔「………! なんだ これはァ!?」

佑輔は今まで不可視の存在であったものを目にした。洋祐の右手は蜂の巣のように穴の空いた大きな機関銃になっていた。

洋祐「この感じ 君もしかして…… 選ばれたのかッ! 今………!」

佑輔「そうか………これはそういうことだったのか……………」

佑輔の頭の中にはすでに情報が送られていた。





新たな神となりうる者達の代行者、その身をもって代行する神の優秀さを示すべし。優秀とみなされた者を真に神とする。

代行者にはその者の特徴に合った能力が与えられ、身体能力が向上する。また、代行者は神のオーラを扱うことができ、神のオーラは身に纏えば防御力、攻撃力が増し、自分が持っている物、身に付けている物にも纏わせることで同様の効果が得られる。

15:カブト主◆ZZh_qPoDxD(HdfjPYKvZf)|2016-03-29 02:47:10

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佑輔(新たな神となりうる者達の代行者………信じらねぇが、信じるしかねぇ……………)

佑輔「創造神 ゼオス」

佑輔の後ろに大きな男の像が浮かび上がった。これが佑輔の代行する神のヴィジョン。

真「そんな………ことが……………」

洋祐「まさか今選ばれるとはね……… でもこれでもう手加減はいらないよね!」

洋祐は機関銃を佑輔に向けた。佑輔は咄嗟に足元の鉄板を手に取った。ベコベコに凹んでいて機関銃など防げそうにもない。

佑輔「よかったぜ、ここには材料がたくさんある」

洋祐「?」

佑輔「真 ちゃんとオレの真後ろにいろよ」

佑輔は後ろで倒れたままの真に言った。

真「やめろ! そんな鉄くずで防げるわけがねえ!」

佑輔「やってみるか、オレの能力」

グ ラ ン ト ・ ワ ー ス
佑輔「それがそれである所似」

洋祐「ラピッドファイアァァァーーーーッ」

ドドドドドドドド

ついに機関銃が佑輔に放たれた。風圧で工場内に砂ぼこりが充満する。

洋祐「やりすぎたかな………」

洋祐「なっ……………!」

砂ぼこりの中から現れたのは立派な鉄の盾を持った佑輔だった。盾には無数の弾痕が残っている。

佑輔「フーー」

洋祐「その盾 いったいどこから……………」

洋祐「まさかッ!」

佑輔「そのまさかだぜ……… 鉄板さ さっきの 顔色みればわかるぜ おめえの考えることがよぉ」

洋祐「へっ むしろそれなら好都合だね そんな守るだけの能力じゃあ」

洋祐「僕は倒せないよ!!」ガチャ

洋祐は再び機関銃を佑輔に向けた。

佑輔「残念だけど 盾だけじゃあねぇんだよなぁー オレが創れるのは…」

佑輔「まあ おめえには………」ブオン

洋祐「え………」

キイイイイイン

佑輔「使う必要ねぇんだからなァァーーッ!」

佑輔は持っていた盾を放り投げて洋祐の右手である機関銃に当てた。まさかの行動に洋祐は抵抗できず、衝撃で右腕は跳ね上がり、同時に体も引っぱられて体勢を大きく崩した。佑輔はがら空きの洋祐のふところへ飛び込んだ。

洋祐•真(こいつ、なんて乱暴な戦い方をするんだッ!)

佑輔「隙を与えずぶん殴るッ!」バキ

洋祐「ぐげえっ」

佑輔はオーラを込めた拳で洋祐の顔を殴った。洋祐は白目を向いて気絶した。

16:カブト主◆ZZh_qPoDxD(HdfjPYKvZf)|2016-03-29 03:00:16

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主人公の能力考えてたら2日たった(笑)

17:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(sze_yGkc0x)|2016-03-29 04:01:00

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能力バトル系いいんじゃ…

18:カブト主◆ZZh_qPoDxD(HdfjPYKvZf)|2016-03-29 11:01:18

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グ ラ ン ト ・ ワ ー ス
能力名ー『それがそれである所似』

能力ー触れているものを素材として似た形のものに変化させる。材質は変えることはできない。また、動いているものや生物に対しては使用できず、動くものや生物に変化させることもできない。

19:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 00:45:01

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>>17

17:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(sze_yGkc0x)|2016-03-29 04:01:00

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能力バトル系いいんじゃ…

なぜかみんな書かないね
書きにくいのは確か
やっぱバトルは漫画ってはっきりわかんだね

20:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 00:46:15

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コメント待ってるよ(ニッコリ

21:赤石◆FQQVd9qMRZ(VFNSXUEFOC)|2016-03-30 01:05:14

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>>19

19:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 00:45:01

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>>17 なぜかみんな書かないね 書きにくいのは確か やっぱバトルは漫画ってはっきりわかんだね

字で戦闘の様子を書くって難しそうだしね

22:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 01:39:06

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やっぱり砂ぼこりのひとつや距離感を表すには文字では限界がある≫21

23:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Lwh8qRgSix)|2016-03-30 02:00:37

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>>19

19:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 00:45:01

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>>17 なぜかみんな書かないね 書きにくいのは確か やっぱバトルは漫画ってはっきりわかんだね

能力書きたいけど一個バトルもんがあるから書きづらいとです

24:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 17:34:43

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スッ

佑輔は伏したままの真に手をさしのべた。

佑輔「肩 貸してやるよ 家の場所教えろ」

真「……………」

パシッ

真は佑輔の手を掴んで、ゆっくりと起き上がった。

佑輔が付き添って歩いていると真がポタポタと涙を流した。

佑輔「てめぇが情けねぇか」

真「あぁ……………」

佑輔「『強さ』は弱いもののために使うんだぜ……」

女子生徒「待って」

佑輔と真が廃工場を出ると、先ほどの女子生徒が呼び止めてきた。

佑輔「お前も普通じゃねぇんだろ?」

女子生徒「その通りよ 私は清水優利〔しみずゆうり」 あなたたちと同じ代行者よ」

優利「その傷治させなさい」

佑輔「治すったっておめぇ こりゃ絆創膏とかのレベルじゃあねぇーぞ」

優利「違うわ 私の能力で…………」

優利は除菌ティッシュで右手を丁寧に拭いていた。

優利「愛と美の神 イェルニム」

優利「目をつぶってなさい」

優利は口を開けて右手の人差し指をくわえ始めた。そして、しばらくした後、唾液まみれの指を糸を引きながら口から取り出した。

佑輔、真「…………………………」

佑輔と真は目を見開いていた。

キ ュ ア ・ ド ル ー ル
優利「天使の接吻」

優利はその人差し指を真の左腕につけて唾液を塗り始めた。

優利「もう開いていいわよ」

優利はまた除菌ティッシュで自分の右手を拭いていた。

佑輔、真「…………………………」

真「…! 左腕のあたりから体が温かくなって痛みが消えていくッ」

優利「これが私の能力よ 何を塗ったかは教えないけど」

佑輔、真「…………………………」

優利「佑輔くんだっけ」

佑輔「優利ちゃんだっけ」

優利「呼び返さなくていいの!」

優利「あなた 強いのね でも あまり代行者とは関わらない方がいいわよ いや、絶対これ以上関わらないで」

佑輔「……………?」

優利「酷い目に会うわいつか必ず」

優利「じゃあ私はこれで………」

優利はどこかへ帰っていった。

25:カブト主◆ZZh_qPoDxD(G7+Qsm3xJT)|2016-03-30 18:04:45

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佑輔「なんか事情がある感じだな………清水優利」

真「……………」モゾモゾ

真は足が落ち着かない様子だった。

佑輔「真 てめぇもしかして さっきのみて ぼっフォ!」

佑輔は真に脇腹を殴られた。

真「だってよお前 あんな美人のあんなとこ見せられたらしょうがねぇだろうがよぉ」

佑輔「まあ気持ちはわからなくもねぇけどよぉ……………」

佑輔「唾液をつけたものを治す能力か…………妙な能力だぜ」

真はじっと優利の唾液がついた左腕を見つめていた。

佑輔「お…お前まさか家帰ってからそこんとこベロベロ舐めんじゃあねぇだろうな?」

真「するかボケッ!」




佑輔「ところでよぉ お前なんで洋祐に勝てなかったんだ?」

エ ア ガ ン
真「あぁ 俺の能力『空気砲』は空気の塊を高圧で飛ばす能力だが 空気を貯めるのに少し時間がかかる あいつの連射にゃあ追いつかなかった」

真「未熟だ…………… 自分の能力を知り尽くしてなかった……………」

佑輔「十分強い能力だぜ そうだ!」

佑輔「明日 帰りにゲーセンよってfpsしようぜ!」

真「はぁ? お前そんなんで……………」


第1話「~覚醒~ 弱きもののために」 完

26:カブト主◆ZZh_qPoDxD(aWpNTfLkmn)|2016-03-31 02:05:17

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第2話「〜斬撃〜 もう一人の勇者」



テル「ええっと……………」

佑輔「ん?」

真「お?」

テル「君って……………」

佑輔たちは三人で登校していた。

佑輔「あぁ こいつなら俺がボコボコにして更正しといたから安心しろ」

真「お前言い方ってモンを考えろ!」

佑輔「こいつは俺の小学校の頃からのダチ 桑野輝人 テルって俺は呼んでるぜ」

真「よろしく…………」ギロ

テル「よ……よろしく」

テル(本当に大丈夫かなぁ……………)



佑輔と真は教室に入った。洋祐は欠席だった。

教師「洋祐くんは他校の生徒にカツアゲされて拒んだところ、顔を殴られて鼻の骨が折れたのとメガネが割れて顔に破片が刺さったので1ヵ月ほど欠席です 皆さんも気をつけるように」

ざわ ざわ

真「あいつ言わなかったんだな」

佑輔「救急車呼んでやっただけ感謝して欲しいぜ本当に」





夜8時前、部活をやっている生徒ももういない。僕は自習室で勉強を続けていた。

???「またこんな時間まで 精が出るな」カチャ

メガネを直す仕草を見せながら話しかけてきたのは特進コース一年生、テストの順位ではトップを争うという天才、石上命〔いしがみみこと〕くんだった。自習室には僕と彼だけだった。

テル「いやあ どうも数学が苦手でね ずっと同じ問題考えてるんだ」

命「どれ、教えようじゃあないか」

テル「本当!? 心強いなぁ」

ガラリ

教師「まだ帰ってなかったのか 勉強もいいけどもう遅いから早く帰りなさい」

テル「はーい」

命「チッ」

テル(気のせいかな……… 今命くんが先生に舌打ちしたような気がしたんだけど、まさかね)

命くんは僕についてきて一緒に下校することになった。

テル(帰り道一緒なのか………)

27:人間超越者◆tuBZXTyUYF(vXM5cv4c5D)|2016-03-31 10:47:36

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おっ、新ssか
やっぱりバトル系のssはいいってはっきりわかんだね。
支援

28:カブト主◆ZZh_qPoDxD(aWpNTfLkmn)|2016-03-31 11:55:00

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>>27

27:人間超越者◆tuBZXTyUYF(vXM5cv4c5D)|2016-03-31 10:47:36

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おっ、新ssか やっぱりバトル系のssはいいってはっきりわかんだね。 支援

超越者まだおったんか
嬉しいわ

29:カブト主◆ZZh_qPoDxD(aWpNTfLkmn)|2016-03-31 12:34:51

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テル「そういえば命くん剣道部入ってるんだっけ」

命「ああ、自習室には部活が終わってから来ているよ」

テル「調子はどうなの?」

命「この前新人戦で優勝したよ」

テル「すごいじゃん!」

命「いやあ それほどでも」カチャ

命「輝人くん そういえば………」

テル「何?」

命「君、いつもあまり素行の良くない生徒と一緒にいるみたいだが……………」

テル(佑輔と真くんか……)

テル「素行の良くないって言っても佑輔くんは普通に学校も通ってるし 犯罪なんてしたことないしいい人だよ 身長が高くて格好がいかついから勘違いしてるんじゃあないの?」

テル(真くんは知らないけど)

命「そうか……………」

命「不快にさせてしまったようで申し訳ない お詫びにジュースでもおごらせてくれ」

テル「そんな いいのに…」

テル「じゃあ三つ葉サイダーで」

命「わかった」



命「買ってきたよ」

テル「ありがとう」

命くんは僕に三つ葉サイダーを渡してくれた。そして僕はプシュとフタを……………

テル(あれ? 初めて開けるのに音が鳴らないや)

テル(まぁ そういうこともあるのかな………)ゴクゴク

テル「なんか眠くなってきたな……………」バタン スー スー

命「フフフフフ」






テル「ん……………」

僕はいつの間にか眠ってしまっていた。起きると目の前に息の荒い命くんの顔があった。

テル「わあ!」

命「おっと失敬………」

テル「ここは……! 僕の家の近くの廃工場!」

命「ここが一番近かったんだすまないね……こんな鉄臭い場所で……………」

テル「何を考えてるんだ! 君はッ!」

命「僕は…………」

命「僕はずっと君のことを見ていたよ」

テル「へ?」

命「自習室で勉学に励む君を見た時一目惚れしたよ…………ぐっときたんだ!」

命「その小柄な体格もくりっとした目の顔も短髪もまじめな性格も!」

命「素敵だ……………」

テル(こいつ……………)

テル(真性のホモだッ!)

命「君の一番の魅力は……………情熱と言えばいいのかな それが君には激しく見える! ひしひしと伝わってくるんだ!」

命「あんなふざけた連中より、君には僕がふさわしい! 僕には君がふさわしいッ!」

テル「ここから 返せ!」

命「断る」

命「君が僕の愛人になるまでは……………」

命「さぁ………」

命「さぁ!」

テル「うわああああああああああああ」




佑輔「学校までのルートにはいなかったぜ」

真「でもよ 帰る時間が遅いなんて大したことか?」

佑輔「テルの場合は違うぜ あいつは親に心配をかけるようなことは絶対しねぇ」

真「あいつ小さくて弱そうだし大丈夫なのかよ」

佑輔「いや、あいつは結構やるやつだぜ 努力家だし勇気もある 精神的な強さがあいつにはある、俺は信じてるね」




命「ひどいじゃあないか…………… いきなり鉄パイプで殴るなんて……………」カチャ

テル「なんで…なんで君は 鉄パイプで思いっきり殴ったのに平然としていられるんだ!」

命「これは僕が神様から預かった聖なる力のおかげだよ」

命「さぁ そんなもの捨てるんだ」

僕は鉄パイプを強く握ってかまえた。

命「捨てるんだッ!」バキイイイン

命くんが手を振り上げると僕の持っていた鉄パイプは吹っ飛んでしまった。

テル「!?」

命「君には少ししつけが必要だね………」カチャ

30:カブト主◆ZZh_qPoDxD(6k_V4Cr8tM)|2016-04-01 02:27:39

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命「!」

ピシュン

僕に近寄っていた命くんはいきなり肩から血を流して退いた。

命「危ない…… 付け根をやられるところだった 腕が動かなくてはせっかくの能力が………」ハァハァ ボタボタ



真「チッ 気づきやがったか 勘のいいやつめ」

真(空気を一点に集中し、より鋭く、より遠くまでの狙撃を可能にした)

エ ア ・ ラ イ フ ル
『空気狙撃』

真(遠くを見るには望遠鏡がいるけどな)カチ カチ





バッ

そして命くんは突然扉の方に向かって走り出した。

真「やべッ! バレてたかッ」

扉の裏からは真くんが出てきた。

テル「真くん!?」

命「君か……… 僕の肩を撃ったのは………………………」

真「お前テルに何するつもりだ」

命「愛するつもりだよ」

真「うえっ 気持ち悪ぃ」

命「フン 君には理解できないよ 輝人くんの魅力は……………」

真「あぁ わからねぇなァ」

真「でも 守らないとなァ」

真「大切なダチのダチだからよォォ!」

テル「真くん……………」

僕は嬉しかった。怖い顔していた真くんが、例えダチのダチでも僕を大切に思っていてくれたから。真くんはピストルに似せた手を命くんに向けた。

真「その妙な刀降ろせオラァ!!」

テル「刀?」

おかしい、きっと僕には見えない何かがそこには存在するんだ、と僕は思った。

命「失礼だな…… この刀こそ僕の神であり能力」カチャ

命「布都御魂剣〔ふつのみたまのつるぎ〕第二振は僕の能力」

命「そして僕の神は布都御魂大神〔ふつのみたまのおおかみ〕の子」

命「”荒ぶる神を退ける”という伝承を持っている」

真「能書きはいい さっさと始めようぜぇ」

命「威勢がいいな…」カチャ

31:カブト主◆ZZh_qPoDxD(6k_V4Cr8tM)|2016-04-01 02:43:22

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代行者の特権

神の力は普通の生物には見ることができない。また、代行者が神の力を使ったことによって発生する音もすべて聞こえない。

代行者の規則

代行者の存在は知られてはならない。多くの普通の人間に知られたもの、存在を話したものに対しては代行する神と共にこの存在を排除する。

32:赤石◆FQQVd9qMRZ(ScgGlcviNE)|2016-04-01 14:52:31

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びっくりしたテル女なのかと思ったわ

33:カブト主◆ZZh_qPoDxD(6k_V4Cr8tM)|2016-04-01 15:34:40

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>>32

32:赤石◆FQQVd9qMRZ(ScgGlcviNE)|2016-04-01 14:52:31

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びっくりしたテル女なのかと思ったわ

一応かわいい顔した男の子って設定

34:カブト主◆ZZh_qPoDxD(plc8TmiU1D)|2016-04-02 02:32:47

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真「くらいやがれェ!」

真くんはどうやらエアガンというものを放ったようだ。

バッ バッ バッ

真くんは剣を持っているらしき手を何度も空中で振り回していた。

真「ハッハァーッ! 何やってんだおめえ! いくら俺のエアガンが見えないからって空を何度も切り裂きやがって!」

ブオオオ

僕には何も見えないが時間の経過からしておそらくはエアガンというものはすでに命くんに達しているはずなのに命くんは平然と立っていた。

真「な……………! なんじゃあああそりゃあああ!」

真「そのお前の周りを取り囲むように止まった曲線は………! それはッ さっきお前が切り裂いた……………」

命「ほう……… バカの君にも理解できたかね 僕の能力はこの刀の具現化だが、この刀自体にも能力がある」

命「この刀が切り裂いた軌跡 すなわち斬撃痕の固定……… 刀を振る速度が一定以上でないと使用できないうえ、10秒ほどで消えてしまうがな」カチャ

真「敵にそんなペチャクチャ喋っていいのかよ」

命「そして君の能力だが、おそらく空気を弾丸のように飛ばす能力 何発も撃ってこないところを見ると、チャージに相当な時間がかかるらしい」

真「う……………」

命「さっきのも大した威力じゃなかったよ 神の力さえ使えば小さな痣で済む程度かな………」

命「この距離でまともに戦える能力じゃないな もう少し頭を使いなよ」トントン

命くんはこめかみのあたりを人差し指で数回突いた。

カッチィーーン

真「お前が喋ってくれてる間によォォ〜 どでかいのが溜まったぜ くらえオラッ!」ボム

また真くんはエアガンを放ち、また命くんは空中を切り裂いた。命くんには効いていなかった。

真「くそ……………」

命「正面からの攻撃じゃあだめだよ この斬撃痕の一番鋭利なところに当たって切れちゃうからね」

命「ほら、チャージしてる暇は与えないよ」

命くんはすでに真くんのところまで飛びこんでいた。

ズバッ プシュウウウウウ

真くんは胸のあたりから切り裂かれたように血が溢れ出した。

テル「真くんッ!!」

真「ガハッ こいつ……… 強ぇ……………」バタン

テル「真くーーーーーーーーん!!」

命「このままだと死ぬな……………まあいいか…どうせバレやしないし……………」

命「ん?」

僕は歩き出していた。危険であるだろうその空間に。

テル「真くんを………病院に連れて行く……………」

ゴゴゴゴゴゴゴ

今の僕は『何か』違う。

命「だめだ」

テル「真くんを病院に連れて行く! どけッ!」

バゴッ

命くんがいきなり顎を突き上げるようにして吹っ飛んだ。僕は僕の横に僕よりさらに一回り小さめなロボットようなものがいることに気がついた。

ロボット「『真くんを病院に連れて行く』ためにハ まず『ヤツの排除』が優先ですネ テル」

僕は自分の頭の中に代行者の情報が送られていることに気づいた。

テル「やっとわかった この訳のわからないことが」

テル(まだ十分訳わからないけど)

35:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(ctMvnVi5g6)|2016-04-02 08:08:38

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かっこいい

36:カブト主◆ZZh_qPoDxD(plc8TmiU1D)|2016-04-02 17:56:22

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>>35

35:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(ctMvnVi5g6)|2016-04-02 08:08:38

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かっこいい

嬉しい一言

37:カブト主◆ZZh_qPoDxD(EjCLZ+uTfK)|2016-04-03 03:11:51

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あああああああああああああ消えたああああああああああああああミスったああああああああああああああああああああああああああああああ

38:カブト主◆ZZh_qPoDxD(EjCLZ+uTfK)|2016-04-03 03:12:10

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萎えぽよ

39:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(3mo0jXrzhp)|2016-04-03 03:21:33

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ドルトムントマインb

40:カブト主◆ZZh_qPoDxD(EjCLZ+uTfK)|2016-04-03 19:21:35

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命「痛い………じゃあないか……………」ツン

さっきのパンチでメガネが吹っ飛んだのに気づかず命くんは立ち上がって鼻を突いた。

命「君も代行者になったんだね 当然さ 君ほどの人なら…」

命「なおさら 僕のモノにしたくなったぞ」シュウウーーーン

命くんは刀をだしてかまえた。

ロボット「わたしハ あなたノ神 『機械神 デウス・エクス・マキナ』の言わば化身 あなたノ思う通り二動きマス」

ロボット「わたしのことハ エックス ト お呼びくだサイ」

命「ほう…… 化身か…………… こういうタイプの能力もあるのか」

テル「じゃあエックス 頼むよ」

エックス「承知しまシタ」

命「ならばこの壁をッ」バッ バッ バッ

命くんは刀を素早く振り回した。不思議な曲線が命くんを囲む。

命「破ってみろッ!」

エックス「遅いッ」ビュウウウウウ

エックスは体中にブースターがついていて、素早く走ったり飛行することが可能だ。すでに斬撃痕が張られた裏に回り込んでいた。

命「何ィ!?」

テル「いっけえぇーーーーーッ!」

バゴッ

命「ぐああぁぁぁ!」

命くんはエックスの肘打ちで吹っ飛んだ。

テル「追い討ちを掛けろッ エックス!」

エックス「承知しまシタ」ビュウウウウウ

エックスは命くんが着地した隙をつきにさらに後を追う。

命「フッ」ニヤリ

テル(まさか……今、笑ったのか…? この状況で!?)

命「ダメだ輝人くんッ 君は”勝ち”に急ぎ過ぎたァ!」バッ タンッ

命くんは吹っ飛びながらも刀を振り、その斬撃痕を踏み台にして、素早くターンした。

エックス「なにッ!?」

ズバァ

エックスは追いかけるために加速しすぎて命くんのターンに対応することができず、体を上下半分に切り裂かれた。

テル「あぁ………あ……………そんな……………」ガク

エックス「ジジ…大丈夫で………ジジ ジジ あなた ト 同じよジジ 二……時間ジジ 経てバ 直りマス ジジ でも今ジジ ハ……………」シュウウーーーン

エックスは消えた、でも、僕はエックスにも神の力があるので代行者と同じように自然に治癒することは知っていた。

命「ぐう…………… さすがに痛むな……………」ハァ ハァ

命「テルくん…… 交渉しようじゃあないか………」

命「その… 真とかいうヤツを…… 病院へ連れて行くかわりに………」

命「君が………僕の愛人になるんだ」ドン

テル「……………」

悩んではいなかった。ただ言葉が出なかっただけ、答えは出ているんだ。

テル「わか……」



佑輔「待ちなッ!!」バァーーーン



テル「ゆ………佑輔……………」ジワ

佑輔が扉を開けて飛び出してきた。僕はあまりの安心に涙をこぼしていた。

佑輔「真がお前を見つけた時 俺に電話してくれてて助かったぜ………」

佑輔「何もそんなホモ野郎の愛人になるこたーねぇぞ テル」

命「またか…… うっとうしいぞ 低俗な猿ども」ゴゴ

佑輔「あぁん?」ゴゴ

佑輔がどんどん命くんに近づいていく。

テル「気をつけてッ そいつは斬撃痕を固定する奇妙な刀を持ってるよ!」

41:カブト主◆ZZh_qPoDxD(EjCLZ+uTfK)|2016-04-03 19:36:27

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今回の話はテルの一人称

特に深い理由はないがそういうのもいいかなと思って書いてみたら書きにくい

状況伝わってる?

42:猫まる凜◆mHMbN+8LLs(lxBiznyVg0)|2016-04-03 20:36:43

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伝わってます。続けて-

43:カブト主◆ZZh_qPoDxD(EjCLZ+uTfK)|2016-04-03 23:43:15

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主は部分的に褒められたり批判されたりすると嬉しがります

44:カブト主◆ZZh_qPoDxD(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 01:41:28

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前にオリジナルジョジョを完結させた時に五人ぐらいいろんなとこ指摘して褒めてくれてクソ嬉しかったンゴねぇ……………

45:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 01:50:55

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ゴの数に意味はあるんべ?

46:マンアナゴ◆umXnCDp1Du(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:05:12

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>>45

45:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 01:50:55

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ゴの数に意味はあるんべ?

とくにないかな

ゴゴ

ゴゴ

ってつけたのはこの二人がこのセリフを話してる間ずっと緊迫感があるような印象を持って欲しかったから

47:カブト主◆ZZh_qPoDxD(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:06:46

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おっとミスミス
ちなみにいちいちコテハンを変えるのは普段の馬鹿みたいな印象と喋り方のイメージをSSでは忘れて欲しいからや

48:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 02:28:10

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>>47

47:カブト主◆ZZh_qPoDxD(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:06:46

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おっとミスミス ちなみにいちいちコテハンを変えるのは普段の馬鹿みたいな印象と喋り方のイメージをSSでは忘れて欲しいからや

おぉあななんやったのかー

コテハンのイメージでSSは見んから自分はいいような気がするやけんどのぉ

49:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:48:26

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50:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:49:20

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ではワイはこれから融合生物カブトアナゴとしてかまchに君臨することとするで
ありのままの姿みせるの

51:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 02:50:51

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>>50

50:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:49:20

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ではワイはこれから融合生物カブトアナゴとしてかまchに君臨することとするで ありのままの姿みせるの

あななん氷でもだすんけ?

52:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:56:45

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>>51

51:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 02:50:51

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>>50 あななん氷でもだすんけ?

いや糞しか出せんわ
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ” (ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ )

53:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 02:57:28

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アナとクソの女王とか最悪やんけ

54:時雨栗忌舞◆71yQcZEb1b(Q4aEkPpW+v)|2016-04-04 03:01:36

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あななん穴千切れとるんべ

55:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 18:33:10

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佑輔「その刀か………」パシッ

佑輔はさっき命くんに弾き飛ばされた鉄パイプを拾い上げた。

佑輔「創造神 ゼオス」シュウウーーーン

グラント・ワース

佑輔の持ってる鉄パイプは形を変えていき、刀の形に近づいていく。

命「ほう……………」

テル「すごい……… これが 佑輔の能力…」

佑輔「どーよッ この見事な刀ァ!」ブン ブン

命「ハッハッハ!」

佑輔「なにがおかしいんだ?」

命「もしかして君 その付け焼き刃で この僕と刀同士で戦おうっていうのかい?」

佑輔「まあそんな感じだな」

命「まさかここまで頭が悪いとはね………」

命「いいだろう 好きにかかってこい………」チャキ

佑輔「じゃあそうさせてもらうぜッ!」トン

佑輔は命くんの所まで飛んで、刀を振り上げた。

命「そのまま刀を振り降ろす いかにもド素人の動き 簡単に受け流せるよ」キィィン

命「何ッ 刃が抜けないィィーーッ!」

テル「あ、あの刀! 刃に凹みがあるぞ! しかも内側がギザギザだ!」

命の刀の刃は佑輔の刀の刃にある凹みにスッポリとはまっていた。

佑輔「その通りよッ 何もマジメに刀なんざ作る必要ねぇ」

佑輔「最初から 俺の目的は!」バキィィィン

佑輔は刀をねじらせて命の刀をへし折った。

命「そんな…………」

命くんの刀は消え、命くんは崩れ落ちて膝と手を地面についた。

佑輔「さぁて」

佑輔「どーすっ…………」

ゴッ

佑輔「テル……………」

僕はこみあげる怒りを抑えきれなかった。最後に人を思いっきり殴ったのはいつだろう、初めてかもしれない。

テル「二度と僕と僕の友達にちょっかいかけるんじゃあないぞッ!」

命「わかった………… すまない………………………」

命(ああ……… 輝人くん 最高だよ 今の君 僕が見てきた君の中で一番輝いてる……………
そうか 僕が輝人くんにみた情熱はこれだったのか……………)

ガクッ

テル「気 失っちゃった」

佑輔「ほっとけ なんかそいつ股ンとこ濡れてねぇか?」

佑輔「早く 真病院に連れてくぞ」

56:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zcv6XJ0fMd)|2016-04-04 18:34:02

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第二話 終

57:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(sdjxz0VLj3)|2016-04-05 13:08:27

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一週間ほど書けませぬ

58:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(YuPzWrvUYM)|2016-04-08 01:06:42

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万人向けに書いたけど割りと勢いなくて残念
やっぱりジョジョの名を借りないと人気でないのね

59:人間超越者◆tuBZXTyUYF(FMctY7Y19U)|2016-04-08 04:51:26

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主人公強すぎやな
ワイはいつでも見てるから良いss頼むで

60:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(YuPzWrvUYM)|2016-04-08 05:06:08

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ワイの力不足やな
もともと語彙力もないし
単純な過疎もあるやろうけど
最近はスレもまともにたたんね

61:人間超越者◆tuBZXTyUYF(FMctY7Y19U)|2016-04-08 13:25:51

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いまのかまchは静かすぎるのかもしれんな

62:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(zxcvusDvKy)|2016-04-09 11:08:51

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いきなり2つも評価もらって人気スレ入りだっ!やったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

63:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Jj22_2rB33)|2016-04-17 08:40:06

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とりあえずキャラ紹介いれるお

64:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Jj22_2rB33)|2016-04-17 08:53:02

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然場佑輔〔しかばゆうすけ〕

見た目:ワックスで丁寧にセットされたツンツンヘッド 目つきが悪いぞ!

性格:見た目の割に温厚 めんどくさいことは嫌いだが人は助けてしまう性分だ!

好きな飲み物:ミスター・ペッパー

その他:過去にいろいろある 現在一人暮らし 料理がうまい





65:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Jj22_2rB33)|2016-04-17 09:08:57

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白菊 真〔しらぎ まこと〕

見た目:かなりの短髪でソフモヒに近い 目つきがすごく悪いぞ!

性格:荒れていたが佑輔といるようになってからは温厚になってきている、単純でわかりやすい

好きな飲み物:リアルホールド

その他:書き忘れてたけど佑輔も真も意外とゲーマー

66:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Jj22_2rB33)|2016-04-17 09:53:28

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桑野 輝人〔くわの てるひと〕

見た目:背が低い 目が大きくてクリクリ スポーツ刈り

性格:めちゃくちゃ優しいぞ! マジメで頑張りや 熱い一面も持っているぞ!

好きな飲み物:三つ葉サイダー

その他:特進コースの勉強についていけるか不安







67:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Jj22_2rB33)|2016-04-17 10:01:14

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石上 命 〔いしがみ みこと〕

見た目:銀色のフレームが下だけついたメガネをかけている 髪は少し長めでイケメンだ!

性格:基本温厚だが変態だ! 頭がいいがホモだ!

好きな飲み物:ブラックコーヒー 家で豆の焙煎から全てやっているぞ!

その他:剣道が強いぞ!

68:匿名かまってちゃん(9zwifAnE1q)|2016-04-18 00:35:34

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支援

69:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(r1vG9k6lPT)|2016-04-23 20:47:52

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待たせてすまんの
今夜更新する(かもしれない)

70:赤石◆FQQVd9qMRZ(t5wIb5Mqjh)|2016-04-23 21:08:01

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キャラ紹介見てから祐輔が当麻で再生されてしまう

71:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(r1vG9k6lPT)|2016-04-23 22:07:18

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>>70

70:赤石◆FQQVd9qMRZ(t5wIb5Mqjh)|2016-04-23 21:08:01

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キャラ紹介見てから祐輔が当麻で再生されてしまう

とある見たことない
もうちょいいかついかな

72:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(Z3s0TDiQdl)|2016-04-26 23:18:42

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第2.5話 「〜黄金〜 優利の過去」


佑輔は真を担ぎ、テルと共に廃工場を出た。

優利「待って」

廃工場を抜けるとまた優利が話しかけてきた。

佑輔「また……見てたのか…………」

優利は前と同じ手順で真の傷を癒した。テルは優利の注意を素直に聞き、目を強く閉ざしていた。

テル「すごい! 斬られた傷がどんどん閉じていくッ」

佑輔「優利さんよぉ あんたなんかあったんだろ? 代行者関係のことで 何か」

優利「…………」

佑輔「『決して関わってはいけない』と確かにあんたは俺に言ったぜ」

佑輔「あんたもしかして本当は代行者に関わりたくないんじゃないのか?」

優利「………………」

優利は心苦しそうな表情を浮かべていた。

佑輔「悪い………… 少し強引な聞き方をしちまった………誰にでも話したくない過去はあるさ………………」

佑輔はそう言って、優利の横を通り過ぎた。

優利「待って」

優利「話すわ わたしの……過去のことを…………」

73:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(tHQyHonvuA)|2016-05-01 23:49:34

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見てる人おるか?

74:人間超越者◆tuBZXTyUYF(HuJJBWjeTx)|2016-05-02 10:44:30

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75:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(h+DoHrxENg)|2016-05-04 01:19:21

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私には1歳年下の弟、優輔〔ゆうすけ〕がいた。優輔は昔から正義感が強くて、助けを求めている人を見つければ後先考えず突っ込んでいった。代行者に選ばれたのは一年前……………


女「放して! 放してっ! 中にはッ まださーやがいるの!」

ウチの近くの家が火事になった。

消防員A「だめだ、火が広がり過ぎている もうすぐ建物が崩壊し始める」

消防員B「しかし……………」

消防員C「私たちが死んでは救えるものも救えなくなる」

消防員達「…………………………」

警察官「おい待て君っ!」

優輔「俺は確かに聞いた! 助けを求める声を!」

優輔「あの子はまだ生きているんだ!」

優利「だめ! 優輔!」

優輔は忠告を無視して燃え盛る家へ突っ込んで行った。



ここからは後で優輔から聞いた話。

少女「お母さん…………… ゴホゴホ」

少女「うう……………」

少女は風呂場の浴槽の中でうずくまっていた。途中まで水をかけて抵抗していたんだと思う。

優輔「おおおお!」バキッ

少女「!」

優輔はドアを蹴破って風呂場に入った。

優輔「希望はあるぞ……… さあやちゃん」ゼェ ゼェ

少女「ありがと…………… ゴホゴホ」

優輔「今は…喋るな 口を塞げ」

ゴトン

優輔は少女を抱えて持ち上げる時、鈍い音を聞いた。

優輔(これは何の音だ?)

チリチリ ゴトン ゴトン ゴトン パキパキバキ

優輔(そんな…… もう……………)

それは絶望の音だった。崩壊は既に始まっていた。燃えた瓦礫が音をたてて崩れていた。

優輔はその危機的状況のなかで不可解なものを目にしたという。

影と炎でよく見えなかったらしいけど、男が背を向けた状態で優輔の方に首を傾けて微笑んでいた、と。

男はすぐに姿を消したが、状況的にそのことをそれ以上追究することもできなかった。

おぶられた少女が優輔のシャツをギュッと握る。

少女「さーや 死んじゃうの?」

優輔「………… 死なないよ」

優輔(そうだ、死ぬもんか………… 死なせてたまるもんかっ!)

優輔「おおおおおおおおおお!!」ダッ

優輔は出口に向かって一心不乱に駆けた。

でも現実は非常。すぐに上からの瓦礫が優輔と少女を襲った。

バキィ

瓦礫は優輔の頭を直撃した。






でも、優輔は痛みを感じなかった。足は進み続けていた。

少女は無事に助けられ、後にこう言った。

”かめんらいだーが助けてくれたの”


優輔の能力は体を特殊な金属のようなもので覆う能力。その金属は普通の人間にも見えるらしい。
ザ・スティール
能力名は『強者』。



優輔は人目をさけ、すぐにその場を去って狭い路地についてすぐ能力を解いた。

優輔「ハァ ハァ ううぅ……………」

優利「すごいやけどじゃないっ!」

優輔「ハハ…… 神様がくれた力もどうやら完璧ではないらしい……… 金属だもんな……伝わるよな熱…………………………」

優利「なにヘラヘラしてんのよ! だからやめろって!」

優利「死なせない! 死なせてたまるもんか!」

優利「!」



こうして、わたしも代行者に選ばれた。

76:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(ZneOwDO_eD)|2016-05-05 21:43:56

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77:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(3uOwxTv0RL)|2016-05-09 20:12:59

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78:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(u5bsI8XkPu)|2016-05-15 16:51:44

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オリキャラ描いてもらえるスレで描いてもらえました
佑輔です
http://imgur.com/jRZaEwN.jpg

79:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(aKyvnTQJop)|2016-05-30 23:07:40

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始動する…………!

80:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(OGCiXSH2B_)|2016-06-02 17:35:58

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それから優輔は力を使って人を助けていた。そしてしばらくして悲劇は起こった。


プルルルルルルルル

優利「なんで電話にでないの優輔…………」ダッ ダッ

学校からの帰りが遅かったので、私は優輔に電話をしたが通じなかった。私は優輔が下校中通る道を走っていた。

ドオオオオオオオオオオオォォォン

優利「なに…… この音……………」

優利「この公園の方からだわ……………」

私は妙な気配を察知して大きな公園の中に入っていった。

ボオオオオオオオオオオオォォォォォ

芝生が至る所でチリチリと燃え盛る中に30代程度の一人の男が立っていた。

優利「これは…………いったい………………………」


男「”鉄仮面の男”だとか ”仮面ライダー”だとか 大それた名前で騒がれていたから どんな強者かと思ったが…………期待はずれだったようだ…………………………」

男「カタさだけのデクノボー ”鉄の救世神 アイオニス”か………… どうせ名のない神族だろう」

男「もっとわたしを成長させてくれるような……! そんな強者は……! どこかにいないものか……………ッ!!」

男「む?」

男が優利の存在に気づいたようだった。

男「君は…… 代行者か」

優利「……………!」

優利「うそ……そんな…………」

私は地面に転がっているものをみて絶望し、膝から崩れ落ちた。

優利「優輔なの……………………」

衣服や肌が黒く焼け焦げて気づかなかったけど、それは確かに人の形をしていた。顔の左側から左腕は特に損傷がひどかった。

男「家族か? 恋人か?」

男「いや、すまない事をしたね でもねぇ しようがないんだ」

男「むしろ然るべきはコイツなんじゃあないか?」

男「代行者に選ばれたのにもかかわらず、公の場でその力を見せている……」

男「その軽率な行動がコイツを死なせたのだ」

優利「おまえ……………っ!」

私は神を出し、今にも飛びかかりそうになっていた。

男「戦おうというのかね?」
キガネ ケイシ
男「わたしは『木金 啓二』 神の名は『全能神 オーデュエル』」

木金「最上級神 オーディーンを主とするアース神族の神であり、その神槍『グングニル』を受け継ぐものだ………」

木金「グングニルは 『絶対に命中する槍』などと称えられているが」

木金「”我がグングニル”は 竜だ」

ザンッ

グオオオオオオオオオオオオ

体長3メートルほどもある竜が木金の隣に舞い降りた。それは黄金色に包まれ神々しく、同時に万物を圧倒するような恐ろしさを持っていた。

木金「面白い、その正体が竜という説は……… それならば”必ず命中する”というのにも納得がいく」

優利「ああ……………」

木金「なぜ、こんなにも喋るのかって? それは負ける気が全くしないからだよ」

木金「さぁ どうするね?」






情けない。なんて情けない。優輔は人を助けるために足を進ませた、私は恐怖から逃げるために足を進ませた。

81:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(OGCiXSH2B_)|2016-06-02 17:36:19

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はたして読者はいるのか

82:匿名かまってちゃん(iLIpniH32i)|2016-06-02 18:05:50

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支援

83:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(oL3fksiO_w)|2016-06-03 01:11:08

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そして、私は代行者と関わることを 木金への復讐を やめた。

84:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(ufy_dtlPOW)|2016-06-07 00:45:04

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佑輔「想像を超えたハードな過去だぜ………」

テル「だから、弟さんと佑輔がかぶって放っておけなかったんですね」

優利「……………」


佑輔「話してくれてありがとよ 手当ても…」

佑輔「そういうことなら そういうことでいいんだ……… もうあんたとは関わらないようにするよ」



優利「……!」ゾッ

優利は不穏な気配を感じた。

優利「誰かいるわっ! そこの影!」

佑輔「なにっ!?」

スッ

ビルの影から一人の男が現れた。

木金「フフ バレてしまったか………」

優利「き………木金っ!」

テル「ええっ………!?」

佑輔「コイツが…………」

佑輔「コイツが…………木金 恐ろしい その姿はまさに一般的な社会人 だからこそ……だからこそ恐ろしいぜ!!」

佑輔「この町の住人なんだとしたら何回すれ違っててもおかしくねぇ…… そこが……………」

佑輔「…!?」

佑輔は優利がひどく震えていることに気がついた。佑輔は背負っていた真を雑に地面に寝かせ、優利の前に歩みでた。

佑輔「行きなよ 関わりたくねーんだろ?」

優利「あなたたちも逃げるのよっ! 木金には勝てないわ!」

テル(どうしよう…… エックスはまだ動けない……… 今の僕じゃあ完全に足手まといだっ………)

木金「フフ 『そんなに身構えなくていいんだよ ちょっと見学していただけだから』………といいいたいところだが…………」

木金「ユースケ………と呼ばれていたか……そこの学生…………」

木金「君 神名をもう一度 言ってくれないか?」

佑輔「あ? なんでだよ 聞いてたんだろ?」

木金「『間違い』はしたくない からね」

木金「ゼオス と聞こえたが……… もしかして君の神はあのゼウスの血族じゃあないだろうね?」

テル「ゼウス…………!」

テル「神話なんか見たこともない僕にでもわかる… 最高峰の神じゃないかっ………」

テル「それが本当なら 佑輔くんも かなり恵まれた代行者ってことになるぞ!」

佑輔「ゼウス? 知らねーなぁ」

木金「『知らない』ということはないはずだ 代行者に選ばれた時点で最低でも自分の神の血族ぐらいの情報は送られているはずだ このこともまた……………」

佑輔「そういやぁ そんなんあったっけなぁ~」

佑輔「でも忘れちまったよ… そんなどうでもいいことはな 33アイスクリームのアイスの種類覚えるのに必死でよぉ」

木金「恐らく 隠したいだけだと思うが あまりわたしをイラつかせるな…… 得はないぞ」

佑輔「お前はなんのために人を殺す」

85:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(ufy_dtlPOW)|2016-06-07 16:53:05

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コメントプリイイイイイイイズ!!

86:匿名かまってちゃん(lV1CWdtKBB)|2016-06-07 18:58:10

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ずっと支援

87:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(q4yy_15nPW)|2016-06-08 00:10:18

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木金「なんのために…か……」

木金「君さ オナニーってするだろ?」

佑輔「は?」

木金は少しの間、下を向いて考えこんだかと思うと、閃いたように言った。

木金「マスターベーションだよ マスターベーション」

佑輔「いきなりなんだ……? イカレてんのか?」

木金「はぁ……………」

木金は面倒くさそうにため息をついた。

木金「わたしはね ”完成された物が壊れていくところ”が大好きなんだ あれに最高のエロスを感じるんだ」

テル「げ…………」

木金「この前にも上級神の代行者を一人倒したが、たまらなかったな…」

木金「自信に満ち溢れていた表情が恐怖に歪み、発狂しながら死んでいった」

木金「その瞬間 わたしは射精以上の快楽を感じたね」

佑輔「…………はぁ」

佑輔は頭を抑えながらため息をついた。

佑輔「変態クズ野郎が………」

木金「やはり 君と君の神の実力… 見させてもらうことに決めたッ!」

木金「オーデュエル!」

グオオオオオオオオオオオオ

輝く竜の咆哮が響きわたる。

佑輔「ゼオス!」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

88:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(q4yy_15nPW)|2016-06-08 15:37:56

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メントオオオオオオオオオス

89:匿名かまってちゃん(QuT2Gwl6kd)|2016-06-08 19:11:27

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ずっ支

90:匿名1(PacY3IeCRr)|2016-06-08 20:08:25

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なにこれ面白い支援

91:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(q4yy_15nPW)|2016-06-08 20:59:19

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漫画ならこんな長々とセリフ書けんがSSだとそう気にならんから色々かけるわ

92:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(htXF4QpaGy)|2016-06-15 18:30:03

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しばらく書けないをまちを

93:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 22:02:38

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そろそろ更新する

94:カバーナي◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 22:38:50

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95:カバーナوو◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 23:08:45

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96:カブトアナゴ◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 23:19:51

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97:カバーナٽ◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 23:20:11

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98:カバーナوو◆vMPyNrZ90K(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 23:21:34

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99:カバーナٽ◆j+Vkv29wWy(bEtPI+zrJV)|2016-07-03 23:21:52

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成功しない

100:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(Jvz5hH92v3)|2016-07-04 00:25:06

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そういうことか

101:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(e_v+aSZHNJ)|2016-07-07 23:19:42

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そろそろ更新

102:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(3ivsMAgqyV)|2016-07-19 01:14:54

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優利「なんで…あなたまだ……戦う気なの?」

佑輔「ああ もう後には引けねぇ」

テル「佑輔!!」

テルは廃工場の中から鉄パイプと鉄板を持ち出し佑輔に投げ渡した。

佑輔「サンキュー テル!」パシッ

テル(今の僕ができるのはせいぜいここまでだっ……… がんばれ佑輔!)

優利「私の事とかいいから! 逃げなさいって言ってるでしょっ!!!」

優利は今までよりもずっとずっと大きな声で怒鳴った。

優利「もういいの… やり返したところで優輔が帰ってくるわけじゃない……… 命を賭すメリットなんて」

優利は涙を流していた。

佑輔「お前のことなんて知るかよ」

優利「え?」

佑輔「確かにわざわざこんな危険な橋渡る必要なんざねー だけどよ」

佑輔「こいつみてーなゲス野郎は…っ きっちりやっつけなくちゃあだよなァァァァ!!」

佑輔「『理屈』じゃねぇ 『損得』じゃねぇ! こいつから逃げて命は助かるだろう けど」

佑輔「俺のこの胸のどす黒いざわめきは 収まりはしねえ!!」

佑輔「お前は…… このままで……… いいのか?」

優利「……………」

木金「はいはい もう行くよ?」

木金「放てッ グングニル!」

ビュオオオオオオ

木金を囲み護るように渦巻いたグングニルの口から光線が発射される。

103:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(3ivsMAgqyV)|2016-07-19 20:51:21

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http://imgur.com/WxwTToS.jpg

104:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(3+i0EOHZ26)|2016-07-22 23:56:05

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そして誰も見なくなった
ドラマ化決定

105:人間超越者◆tuBZXTyUYF(4krll_qkFc)|2016-07-29 16:28:32

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おう見とるでな

106:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(1ZcNBAG44D)|2016-07-29 22:48:12

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>>105

105:人間超越者◆tuBZXTyUYF(4krll_qkFc)|2016-07-29 16:28:32

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おう見とるでな

超越者!生きとったんかワレ!!

107:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(T_g6tMe1dj)|2016-07-30 15:55:40

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佑輔「できればもうちょい待って欲しかったんだけどよぉ!」

佑輔「グラント・ワァァァーース!」

佑輔はテルから受け取った鉄板を抱えて突き出し能力で盾に変えた。

ボオオーーーン

テル「あ…」

テルは光線が盾に直撃し大きな爆発と砂埃を起こした時、激しい後悔をしていた。

テル(違う…思っていたよりも強過ぎる……! 圧倒的すぎる……!)

テル「佑輔ぇ!」




佑輔「ハァ…ハァ…」ザクッ

佑輔は盾を破壊されて吹き飛ばされ、身体を強く打ち付けてボロボロではあったが、まだ立ち上がっていた。

佑輔「こいつは……ヤバいかもしれねーな」

身体を起こしながら切れた口内から流れ出た血を手の甲で拭った。

佑輔「何ッ!?」

その時にはすでにグングニルが上空から佑輔目がけて急降下していた。

木金「その鋭い爪で貫いてしまえ!!」

佑輔「くっ」

ドオオオオオオン

常人には聞こえない爆音をたててグングニルが地面に接触する。

108:ٽカバーナٽ◆vMPyNrZ90K(IxmRDrfruE)|2016-08-02 16:42:19

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おあげ

109:FX自動売買(gY0vdLmZ_q)|2018-01-29 10:50:44

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Time×Zero=高所得
Time×Work=低所得

時間をお金に変えるのではなく
時間は0でお金にする時代へ
アイデアを収入に!

https://peraichi.com/landing_pages/view/b4r32

110:FX自動売買(gY0vdLmZ_q)|2018-01-29 10:51:45

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Time×Zero=高所得
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111:FX自動売買(gY0vdLmZ_q)|2018-01-29 10:57:30

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Time×Zero=高所得
Time×Work=低所得

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112:FX自動売買(gY0vdLmZ_q)|2018-01-29 11:07:03

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